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サタデーナイトフィーバーとニューヨークの夢

先日初めて『サタデーナイトフィーバー』を観た。
なんとも懐かしいディスコソングの陰に渦巻く青年達のやり場のない焦燥感、移民大国であるアメリカの抱える根深い人種・民族問題、そして不況と戦後処理に追われていた1970年代のアメリカそのものを重要文化財級の映像美で描いている。貴重な映画であると思う。
19歳の青年に扮するジョントラボルタは当時23歳。勝ち気で切ない表情と、何よりそのダンスのキレの良さ。さすが俳優としか言いようがない。私が彼を知ったのは『パルプフィクション』でだが、その中でもツイストを踊るシーンがあって、これは奇才タランティーノが仕掛けた粋な演出であることに今頃気がついた。

映画の中でブルックリン橋を渡る(正確に言うと落ちる)シーンがあって、ニューヨークに一人旅をした時のことを思い出した。 その時もマンハッタンからブルックリン橋を歩いてブルックリンへ向かった。この映画を事前に観ていればさらに感慨深いものがあっただろうが、それでも良い思い出だ。
橋を渡り、ブルックリンプロムナードへ向かった(写真)。途中道に迷ったので、そこらを歩いていた人を適当につかまえ、道を尋ねた。偶然にもプロムナードのマンションに住む住人らしく、「come with me」と案内してくれた。道中興味本位で家賃を聞いてみたら、ワンルームで月10万くらいとのこと。高いねと言うと「Tokyo too」。たしかに。
2枚目の写真は彼のマンションの部屋ではもちろんなく、私が滞在したバックパッカーの宿。4人部屋だった。しかし汚い部屋だな。 

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